ももちゃんが死んでからももちゃんのことを考えない日はありません。
ももちゃんに会いたいです。ももちゃんに触れたい。
ももちゃんに謝りたい。
ももちゃんの死は、死なずに済んだ選択を私がしなかったからです。
・高齢になってからの引っ越し(生活環境の大きな変化)
・高齢になってから新入りネコが3匹増やした
・乳腺癌について自分でよく調べなかった
ももちゃんが死んでしまってから、原因を突き止めようと必死になりました。
調べれば調べるほど、私が原因だと思いました。
一番の後悔は乳腺癌の治療法をよく調べずに、病院の先生の言うとおりに
しこりが出来たらその部分だけ摘出する手術をし、最終的には3回
手術をすることに。麻酔のリスクにも、ももちゃんは勝つほど強かったのに。
最後には肺に転移し、苦しんで死にました。
どうして、自分で調べたり、セカンドオピニオンをしなかったのかと
今でもずっと後悔しています。
最後は私の腕の中でふぅと小さく息を吐いて動かなくなりました。
ももちゃんが好きだったベッドに寝かせて、腰をもみもみして
寄り添っていましたが、体をくねらせることも無く、
あんなに柔らかかった体がどんどん硬くなり本当に死んでしまったんだことを
思い知らされました。
私が通っていた動物病院はネットでも口コミの評判が素晴らしく
避妊去勢手術は確かに傷口も小さく、ネコにストレスをかけないように
避妊手術も入院もありません。
ももちゃんにしこりを発見し、恐らく乳腺癌で余命は1年と診断されました。
そこで先生から話があったのは、他にも乳腺癌のネコがいるけど
飼い主さんもしこりは取り続けるって話してる。もう今は来なくなったから
完治してるようなニュアンスの話をされました。
その話を聞いたからか、私もしこりをなるべく早く発見し
その都度手術すればいいんだと頭に植えつけてしまいました。
ももちゃんが死んでから、初めて乳腺癌の手術について詳しく調べました。
一般的には猫では、同じリンパ管でつながっている乳腺同士の間で
ガンが発生しやすいため、腫瘍が発生した場所のみならず、その腫瘍がある側の乳腺を
すべて切り取ってしまう手術が最も多く行われると書いてありました。
もしくは、全乳腺の切除がすすめられていました。
ももちゃんが受けた部分摘出は一番簡単ですが再発の可能性は非常に高くなるとの
ことでした。
ショックでした。
ももちゃんが余命1年と診断されたとき、泣きながらももちゃんは絶対に死なせない、
絶対守るからねって約束したのに。
あんなに大切な子を私は全力で守れなかった。
大嫌いな病院に何度も連れて行って、手術を何度もして。最後はガリガリに痩せて
歩いても数歩で疲れて横になって。
2023年の5月に余命1年と診断されて2025年の2月まで頑張ってくれました。
もっと一緒にいれたかもしれなかった。
ももちゃんを失う時の為に、なるべく悲しまないように、自分を守るために、
いつかは別れが来るって10歳を超えたころから、考えるようにしていた。
せめて老衰だったら、まだ気持ちは全然違ったと思います。
私は自分のせいで、死なせてしまったももちゃんへ謝り続けていこうと思います。